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オリジナルTシャツをインクジェットプリントで作成する!

オリジナルTシャツをインクジェットプリントで作成する!

オリジナルTシャツのプリント、といえば真っ先に思い浮かぶのはシルクスクリーンプリント!版と呼ばれるプリント用の型をつくり、そこにインクを乗せてTシャツに刷り込んでいきます。実はその歴史は古く、1900年初頭までさかのぼることとなります。日本の友禅染がきっかけとなり、イギリス人のサミュエル・サイモンによって生み出された新しい技法です。日本では戦後、岐阜 郡上八幡町を中心に技術の開発、普及が進められました。プリントブレインもその岐阜に本拠をおき、皆様に日々オリジナルTシャツをお届けしています。 さて、最近では機械、資材の進歩が目まぐるしく「インクジェットプリント」と呼ばれるプリント方法が台頭してきています。Tシャツプリント業者さんでもTシャツのインクジェットプリントを売りにするところが増えてきました。シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作るとき、一番ネックになっていた版にかかるコストが抑えられ、デザインの色数を気にすることなく、1枚から気軽に製作できてしまうところがインクジェットプリントのいいところです。 このインクジェットのTシャツプリント、なんとなくイメージはできるものの、名前を聞いただけでは一体どんなプリント方法なのかピンと来ないですよね。そこで今回はシルクスクリーンプリントとの違いや、インクジェットプリントでオリジナルTシャツを製作する際のメリット・デメリットや、注意しなければならないポイントなどについてお話ししたいと思います。 インクジェットプリントってなに? インクジェットプリントはTシャツプリント用の型である版を作らず、機械からインクを生地に直接吹きかける印刷方法です。 ご自宅にもあるであろう、パソコンにつないだプリンター。あれのTシャツバージョンと思っていただくとイメージしやすいと思います。データを紙に印刷するのと同様に、Tシャツプリント専用のプリンターでデザインをTシャツ上で再現します。 先に書いたように、シルクスクリーンプリントの場合はデザインの色ごとに版を作らなければならず、デザインが複雑になればなるほど金額がかさんでいきます。 「4色のデザインでオリジナルTシャツを作ろうとして見積もりをとったものの、版代やプリント代で高額になってしまい予算オーバー。。。業者に相談したところデザインの色数を減らす提案をされ、予算上やむなく1色で制作した。。。」 なんて経験、ありませんか? これがインクジェットプリントならそんな話にはなりません。 デザインに色をどれだけ使っても版代は不要、プリント代は同じ(デザインサイズにより変わるケースがほとんどでしょう)なので、色数を気にすることなく自由にデザインすることができるんです!フルカラーの写真をプリントすることだってできますよ! プリントブレインは日本のモノづくりの技術を大切にしたいと考えておりますので、シルクスクリーンプリントをお勧めしていますが、正直なところこれはシルクスクリーンプリントには無い魅力の一つですね。 インクジェットプリントでオリジナルTシャツを作成するメリット インクジェットプリントでオリジナルTシャツを作成する最大のメリットは「フルカラーやグラデーションの再現性の高さ」! シルクスクリーンプリントでも表現方法はあるんですが、やはり高性能のプリンタの出力には適いません。 転写プリントのようにデザイン部分を張り付けた感じにもなりませんし、デザインデータをそのまま生地に印刷し、染み込むので、生地の柔らかさや風合いを損ることなく着心地のよい仕上がりになります。特に白生地のTシャツであれば気移植の影響もうけず、デザインの発色も良く仕上がること間違いなしです! 「だったらカラーTシャツはデータの色が綺麗に出ないってこと?」なんて心配もご無用です。カラー生地の場合はデザインする柄の下地になる部分に自動的にベースとなる白インクを先にプリントすることでデザインデータの色をを活かしたプリントができます。 一番仕上がりが良いのは白生地のTシャツなのは間違いないですが、濃色生地だからといってインクジェットプリントが出来ないわけではない、ということですね。 また、インクジェットプリントは多色のデザインのプリント再現だけではなく、細かい柄線やかすれ・ぼかしなどの表現も得意としています。その活用方法は 【自分で撮った写真をTシャツにしたい】 【ペットとの思い出を形に残したい】 【友達に描いてもらったイラストを印刷したい】 など様々。 版代がかからないので、大量に注文するよりもプレゼントやお祝い用として小ロットで製作する方がおすすめです。 インクジェットプリントで製作する時の注意点 メリットばかりに見えるインクジェットプリントですが、いくつか注意しなければならない点もあります。 綿生地限定!? インクの特質上、多くのTシャツプリント業者さんで綿100%の商品のみの対応となっています。ポリエステルやナイロンなど化学繊維が含まれている生地にはプリントができないということですね。となってくると使用できるアイテムが限られてきます。 注文前にインクジェットプリントができる素材かどうかきちんと確認することが大切です。プリントブレインのインクジェットプリントはポリエステル生地にもプリントが可能です!他社で断られた場合でも一度ご相談ください。 また、濃色生地の場合はインクの発色を良くするために白インクとは別に前処理剤を塗布してからプリントを行いますが、納品時にこの跡が残ったままになる可能性があります。前処理剤は透明な糊のようなもので、人体に影響はなく水洗いで落ちることがほとんどですが、商品到着後すぐに着用する場合は前処理剤を使用しない白Tシャツでの製作が無難です。...

オリジナルTシャツをインクジェットプリントで作成する!

オリジナルTシャツのプリント、といえば真っ先に思い浮かぶのはシルクスクリーンプリント!版と呼ばれるプリント用の型をつくり、そこにインクを乗せてTシャツに刷り込んでいきます。実はその歴史は古く、1900年初頭までさかのぼることとなります。日本の友禅染がきっかけとなり、イギリス人のサミュエル・サイモンによって生み出された新しい技法です。日本では戦後、岐阜 郡上八幡町を中心に技術の開発、普及が進められました。プリントブレインもその岐阜に本拠をおき、皆様に日々オリジナルTシャツをお届けしています。 さて、最近では機械、資材の進歩が目まぐるしく「インクジェットプリント」と呼ばれるプリント方法が台頭してきています。Tシャツプリント業者さんでもTシャツのインクジェットプリントを売りにするところが増えてきました。シルクスクリーンプリントでオリジナルTシャツを作るとき、一番ネックになっていた版にかかるコストが抑えられ、デザインの色数を気にすることなく、1枚から気軽に製作できてしまうところがインクジェットプリントのいいところです。 このインクジェットのTシャツプリント、なんとなくイメージはできるものの、名前を聞いただけでは一体どんなプリント方法なのかピンと来ないですよね。そこで今回はシルクスクリーンプリントとの違いや、インクジェットプリントでオリジナルTシャツを製作する際のメリット・デメリットや、注意しなければならないポイントなどについてお話ししたいと思います。 インクジェットプリントってなに? インクジェットプリントはTシャツプリント用の型である版を作らず、機械からインクを生地に直接吹きかける印刷方法です。 ご自宅にもあるであろう、パソコンにつないだプリンター。あれのTシャツバージョンと思っていただくとイメージしやすいと思います。データを紙に印刷するのと同様に、Tシャツプリント専用のプリンターでデザインをTシャツ上で再現します。 先に書いたように、シルクスクリーンプリントの場合はデザインの色ごとに版を作らなければならず、デザインが複雑になればなるほど金額がかさんでいきます。 「4色のデザインでオリジナルTシャツを作ろうとして見積もりをとったものの、版代やプリント代で高額になってしまい予算オーバー。。。業者に相談したところデザインの色数を減らす提案をされ、予算上やむなく1色で制作した。。。」 なんて経験、ありませんか? これがインクジェットプリントならそんな話にはなりません。 デザインに色をどれだけ使っても版代は不要、プリント代は同じ(デザインサイズにより変わるケースがほとんどでしょう)なので、色数を気にすることなく自由にデザインすることができるんです!フルカラーの写真をプリントすることだってできますよ! プリントブレインは日本のモノづくりの技術を大切にしたいと考えておりますので、シルクスクリーンプリントをお勧めしていますが、正直なところこれはシルクスクリーンプリントには無い魅力の一つですね。 インクジェットプリントでオリジナルTシャツを作成するメリット インクジェットプリントでオリジナルTシャツを作成する最大のメリットは「フルカラーやグラデーションの再現性の高さ」! シルクスクリーンプリントでも表現方法はあるんですが、やはり高性能のプリンタの出力には適いません。 転写プリントのようにデザイン部分を張り付けた感じにもなりませんし、デザインデータをそのまま生地に印刷し、染み込むので、生地の柔らかさや風合いを損ることなく着心地のよい仕上がりになります。特に白生地のTシャツであれば気移植の影響もうけず、デザインの発色も良く仕上がること間違いなしです! 「だったらカラーTシャツはデータの色が綺麗に出ないってこと?」なんて心配もご無用です。カラー生地の場合はデザインする柄の下地になる部分に自動的にベースとなる白インクを先にプリントすることでデザインデータの色をを活かしたプリントができます。 一番仕上がりが良いのは白生地のTシャツなのは間違いないですが、濃色生地だからといってインクジェットプリントが出来ないわけではない、ということですね。 また、インクジェットプリントは多色のデザインのプリント再現だけではなく、細かい柄線やかすれ・ぼかしなどの表現も得意としています。その活用方法は 【自分で撮った写真をTシャツにしたい】 【ペットとの思い出を形に残したい】 【友達に描いてもらったイラストを印刷したい】 など様々。 版代がかからないので、大量に注文するよりもプレゼントやお祝い用として小ロットで製作する方がおすすめです。 インクジェットプリントで製作する時の注意点 メリットばかりに見えるインクジェットプリントですが、いくつか注意しなければならない点もあります。 綿生地限定!? インクの特質上、多くのTシャツプリント業者さんで綿100%の商品のみの対応となっています。ポリエステルやナイロンなど化学繊維が含まれている生地にはプリントができないということですね。となってくると使用できるアイテムが限られてきます。 注文前にインクジェットプリントができる素材かどうかきちんと確認することが大切です。プリントブレインのインクジェットプリントはポリエステル生地にもプリントが可能です!他社で断られた場合でも一度ご相談ください。 また、濃色生地の場合はインクの発色を良くするために白インクとは別に前処理剤を塗布してからプリントを行いますが、納品時にこの跡が残ったままになる可能性があります。前処理剤は透明な糊のようなもので、人体に影響はなく水洗いで落ちることがほとんどですが、商品到着後すぐに着用する場合は前処理剤を使用しない白Tシャツでの製作が無難です。...

【安価で簡単】オリジナルTシャツでスポーツウェアを作ろう!

【安価で簡単】オリジナルTシャツでスポーツウェアを作ろう!

オリジナルTシャツでスポーツウェアを作ろう! オリジナルユニフォームを作成するメリット オリジナルTシャツでスポーツウェアを作成するメリットは、 自分たちだけのオリジナルユニフォームを作れること ではないでしょうか。 世界にひとつだけのデザインというスペシャル感!団結力、一体感のアップ間違いなし!スポーツにおいて、メンタル強化は一段と大きな効果を生み出します。 プロスポーツチームや日本代表チームなどにも海外選手が在籍していることも多いですが、国籍を超えてチーム全員が一つになれるアイテム、それがユニフォームです。 オリジナルユニフォームを身にまとうことで、それに込められた思いをチーム全員が背負います。 ユニフォームはチームの意志を形にし、チームカラーを表現することで更に団結力、一体感を高めることに繋がりますね。 オリジナルTシャツでスポーツウェアを作成する意義(団体競技編) 団体競技の良いところは、 チームメイトの為に頑張れる チームメイトがいる事で自分の力以上のパフォーマンスを発揮できる 厳しい練習を共に頑張ってきたメンバーと勝利の喜びを分かち合える 試合に負けた悔しさや、練習の苦しみも話し合い分け合える ところではないでしょうか。 所属する団体やチーム、グループはもちろん、そのスポーツをアピールしたり、チームの目標を可視化する「スローガン」を作って、チーム全体の方向性をデザインしたオリジナルTシャツ作成をすることでさらにチームのモチベーションや団結力、一体感を高めることができ、さらに同時に皆が同じオリジナルユニフォームを着ることで仲間意識がより強まります。 オリジナルTシャツのユニフォームで最大限のパフォーマンスを発揮しましょう! 背番号や個人の名前を入れたオリジナルTシャツをつくりたい! オリジナルユニフォームをデザインする際に、「チーム名」「スローガン」「キャラクター」など、同じデザインにして統一感をだすのももちろん大事なのですが、 背番号が必要なシチュエーションも多いのではないでしょうか? 団体競技となるとほとんどのスポーツで背番号が与えられ、競技によっては背番号でポジションが決まるスポーツもあります。 サッカーで言うと背番号「10」だったらキャプテンかな?野球だと背番号「1」はエースピッチャー? 背番号って単に数字ではなく、選手のシンボルになって思い入れのあるものに代わります。 イチロー選手の背番号「51」は野球ファンならずとも有名です。イチロー選手自身もこだわりをもってその背番号をつけているとか。 苗字や名前だけではなく、ニックネームをユニフォームにプリントしているスポーツ選手もいますね。 オリジナルのスポーツウェアを作成する場合には、背番号や個人名、ニックネームなどをプリントするのもアリです。デザインにも幅が出ますよね! オリジナルTシャツでユニフォーム作成!個人名や背番号を安価にプリントするには? Tシャツでオリジナルユニフォームを作成する場合、背番号や個人の名前等のプリントにはカッティングプリントで加工することがほとんどです。 もちろん刺繡やシルクスクリーンプリントで加工することもありますが、背番号や個人名ごとに版をつくり、1枚ずつプリントすると超高額になってしまいます。...

【安価で簡単】オリジナルTシャツでスポーツウェアを作ろう!

オリジナルTシャツでスポーツウェアを作ろう! オリジナルユニフォームを作成するメリット オリジナルTシャツでスポーツウェアを作成するメリットは、 自分たちだけのオリジナルユニフォームを作れること ではないでしょうか。 世界にひとつだけのデザインというスペシャル感!団結力、一体感のアップ間違いなし!スポーツにおいて、メンタル強化は一段と大きな効果を生み出します。 プロスポーツチームや日本代表チームなどにも海外選手が在籍していることも多いですが、国籍を超えてチーム全員が一つになれるアイテム、それがユニフォームです。 オリジナルユニフォームを身にまとうことで、それに込められた思いをチーム全員が背負います。 ユニフォームはチームの意志を形にし、チームカラーを表現することで更に団結力、一体感を高めることに繋がりますね。 オリジナルTシャツでスポーツウェアを作成する意義(団体競技編) 団体競技の良いところは、 チームメイトの為に頑張れる チームメイトがいる事で自分の力以上のパフォーマンスを発揮できる 厳しい練習を共に頑張ってきたメンバーと勝利の喜びを分かち合える 試合に負けた悔しさや、練習の苦しみも話し合い分け合える ところではないでしょうか。 所属する団体やチーム、グループはもちろん、そのスポーツをアピールしたり、チームの目標を可視化する「スローガン」を作って、チーム全体の方向性をデザインしたオリジナルTシャツ作成をすることでさらにチームのモチベーションや団結力、一体感を高めることができ、さらに同時に皆が同じオリジナルユニフォームを着ることで仲間意識がより強まります。 オリジナルTシャツのユニフォームで最大限のパフォーマンスを発揮しましょう! 背番号や個人の名前を入れたオリジナルTシャツをつくりたい! オリジナルユニフォームをデザインする際に、「チーム名」「スローガン」「キャラクター」など、同じデザインにして統一感をだすのももちろん大事なのですが、 背番号が必要なシチュエーションも多いのではないでしょうか? 団体競技となるとほとんどのスポーツで背番号が与えられ、競技によっては背番号でポジションが決まるスポーツもあります。 サッカーで言うと背番号「10」だったらキャプテンかな?野球だと背番号「1」はエースピッチャー? 背番号って単に数字ではなく、選手のシンボルになって思い入れのあるものに代わります。 イチロー選手の背番号「51」は野球ファンならずとも有名です。イチロー選手自身もこだわりをもってその背番号をつけているとか。 苗字や名前だけではなく、ニックネームをユニフォームにプリントしているスポーツ選手もいますね。 オリジナルのスポーツウェアを作成する場合には、背番号や個人名、ニックネームなどをプリントするのもアリです。デザインにも幅が出ますよね! オリジナルTシャツでユニフォーム作成!個人名や背番号を安価にプリントするには? Tシャツでオリジナルユニフォームを作成する場合、背番号や個人の名前等のプリントにはカッティングプリントで加工することがほとんどです。 もちろん刺繡やシルクスクリーンプリントで加工することもありますが、背番号や個人名ごとに版をつくり、1枚ずつプリントすると超高額になってしまいます。...

【動画で見る】プリント作業の流れ

【動画で見る】プリント作業の流れ

プリントの作業風景を動画で撮影しました。 https://youtu.be/Ra6sA5SrTlI ひとえに「オリジナルTシャツの作成」「Tシャツプリント」、と言ってもなかなかイメージがわかないと思います。工場により工程は異なりますが、プリントブレインがお客様のTシャツをプリントしている現場はこんな感じです。一枚一枚、職人が丁寧にプリントしています。

【動画で見る】プリント作業の流れ

プリントの作業風景を動画で撮影しました。 https://youtu.be/Ra6sA5SrTlI ひとえに「オリジナルTシャツの作成」「Tシャツプリント」、と言ってもなかなかイメージがわかないと思います。工場により工程は異なりますが、プリントブレインがお客様のTシャツをプリントしている現場はこんな感じです。一枚一枚、職人が丁寧にプリントしています。

【完全網羅】Tシャツプリントは奥が深い!基礎知識から失敗しないコツまで

【完全網羅】Tシャツプリントは奥が深い!基礎知識から失敗しないコツまで

オリジナルTシャツを作るためには、無地Tシャツを購入しデザインを考え、実際にTシャツプリントする必要があります。自作でプリントすることも可能ですが、どうしても手間や費用が掛かってしまいますし、ある程度技術やセンスがないと難しいものです。簡単にTシャツプリントを行うために、どうすれば良いのでしょうか?そこで今回は、Tシャツプリントの基礎知識からオリジナルTシャツを作る際に失敗しないためのコツをご紹介しましょう。 【基礎知識】Tシャツプリントの種類 一口にTシャツプリントと言っても様々なプリント・加工方法があります。まずはプリントの種類を覚えておくと、理想に近いオリジナルTシャツが作れるでしょう。プリントの種類の中でも、特に活用されることが多いものをいくつかご紹介していきます。 シルクスクリーンプリント(シルクプリント) シルクスクリーンプリント(シルクプリント)は、Tシャツプリントの中でもよく利用されているプリント方法です。Tシャツのプリントはもちろん、その他、服に限らずポスターなど幅広く印刷に使われるプリント方法の中でも一般的と言われています。デザインに使われるひとつひとつの色に応じて版(Tシャツプリントをするための型)を製版していくため、3色のデザインをプリントするなら3版の製版が必要です。1色ずつインクを使い分けながら連続してプリントするため、一度にたくさんプリントできるという点が特徴と言えます。また、ラメ・グリッターや発泡、ひび割れなど、特殊なインクを使うことで他のプリント方法では難しい表現や技術を取り入れることができるのも、シルクスクリーンプリント(シルクプリント)を利用するメリットです。他にもこのようなメリットが挙げられます。 ・洗濯に強い ・摩擦に強い ・値段が安いので作りやすい ただし、シルクスクリーンプリント(シルクプリント)にはデメリットもあります。例えば、Tシャツの素材によってインク・版を流用することが難しいという点です。同じ素材ならインク・版を使い回すことができるため安価に仕上がりますが、素材が異なるものに印刷するとなるとまた新しく版を用意する必要があります。また、縫い目などの段差がある部分では綺麗にプリントされない可能性が高いため、基本的にはTシャツの平面のみのプリントとなります。こういった点に注意しなくてはなりませんが、それでも大量にオリジナルTシャツを作りたい、Tシャツの形よりもデザインにこだわりたいという方はシルクスクリーンプリント(シルクプリント)がおすすめです。 シルクスクリーンプリント(シルクプリント)の様々なインクや表現方法を簡単にご紹介しましょう。 ■ラバーインク ラバーインクは水性と油性の2種類があり、シルクスクリーンプリント(シルクプリント)の中でも一般的なインクです。Tシャツプリント用のラバーインクは生地に定着しやすく、濃い色の無地Tシャツにも発色良くプリントを行えます。 ■染み込みインク その名の通り生地に染み込むタイプのインクで、「顔料インク・顔料プリント」とも言われています。生地に染み込むタイプのインクなので濃い色のTシャツに染み込みインクを使用してもデザインがはっきりと見えなくなる恐れがあります。そのため、基本的には白Tシャツ(もしくは淡色生地のTシャツ)へのプリントに向いている方法です。また、デザインが細かいとにじんでしまい、柄がわかりにくくなる恐れがあります。 ■発泡インク 発泡インクは、特殊なインクの一つです。プリント後に熱を加えるとインクが膨らむようになっています。デザインをより立体的に見せたい場合におすすめの方法です。基本的にラバータイプで使用するインクを重ねてプリントすることでインクの色を濃く保つことができます。インクが膨らむと細かいデザインがつぶれて消えてしまうことがあったり、ラバーインクに比べ摩擦に弱いため膨らんだ部分を擦ってしまうと削れてしまったりしまいますので注意したいところです。 ■蛍光インク 蛍光インクは、普通のインクよりも彩度を上げ、より鮮やかな色味のインクを使ったプリントになります。ビビッドな色合いをオリジナルTシャツに取り入れたいという方におすすめの方法です。下地になる色を刷った上、もしくは通常よりも多く重ね刷りするため、一般的なラバープリントよりもややプリントが厚くなります。プリント代もやや割高になることが多いでしょう。こちらもデザインが細かいと潰れてしまう可能性があるインクです。注意してくださいね! ■ラメ ラバープリントの上からラメ粒子を混合させたバインダー(インク)をプリントする方法です。ラバーインクの色を邪魔せずにきらびやかなプリントを取り入れたい方におすすめの方法と言えます。ラメはプリントの表面に乗せるため、良い発色のプリントが行えなかったり、場合によってはラメが取れてしまったりすることもあります。 ■ひび割れ まるで古着のようにインクにわざとひび割れを発生させる方法です。乾燥させた後に表面が割れる特殊なインクを使用します。1枚1枚ひび割れの入り方が異なるため、同じデザインでも味わいが異なるでしょう。ただし、基本的にはひび割れが増えればその分インクも剥がれやすくなるため注意が必要です。デザインデータ上でひび割れ表現をしておくのもひとつの手です。データほどきれいな表現はできませんが、個体差も出にくく特殊なインクを使う必要もないためコストダウンにもつながります。 ■テクニカルグラデーション テクニカルグラデーションとは、1枚の版に1~3色のインクを乗せて刷ることで、境目がグラデーションのように混ざり変化する方法を指します。グラデーションは全て手刷りで作っていくため、細かな色合いは1枚1枚で異なります。素材によってはテクニカルグラデーションを採用できない場合があるので気を付けましょう。また、多くの業者では細かく色の混ざり具合やグラデーションの入り方などを指定することはできません。これは熟練の職人が経験とともに身につける印刷テクニックです。プリントブレインでもこのテクニックを身につけた職人がいますのでご相談に応じます! ■厚盛り 厚盛りは発泡と少し似ていますが、専用の特殊インクを使い厚めにプリントする方法です。立体的なデザインをTシャツに取り入れたい時は厚盛りがおすすめと言えます。ただし、他のプリント技術との併用が難しく、また1色だけでプリントすることになるため注意しましょう。 ■箔・フロッキープリント シルクスクリーンプリント(シルクプリント)で専用の「ホットメルト」と呼ばれる糊をプリントし、その部分に金箔・銀箔、ホログラム、フロッキーなどのシートを圧着させる方法です。1枚のTシャツに異なる素材を使い分けてプリントできるため、デザインにこだわりたい方にもおすすめです。通常のプリントよりも工程や素材が増えるため、価格が上がりやすいことと、シートを圧着させた部分は通気性・伸縮性が悪くなるため、ひび割れやシワが付きやすくなります。 ■カッティングシート Tシャツのプリントというとプリンターをイメージされる方も多いかと思いますが、プリンターは使用せず色付きのシートをカットして素材に圧着させるプリントを「シートカッティング」と言います。よくスポーツウェアに用いられている方法ですが、オリジナルTシャツにも活用できます。ラバータイプからマット、ラメ、発泡など、特殊なシートを使えば様々な柄のプリントも取り入れられます。...

【完全網羅】Tシャツプリントは奥が深い!基礎知識から失敗しないコツまで

オリジナルTシャツを作るためには、無地Tシャツを購入しデザインを考え、実際にTシャツプリントする必要があります。自作でプリントすることも可能ですが、どうしても手間や費用が掛かってしまいますし、ある程度技術やセンスがないと難しいものです。簡単にTシャツプリントを行うために、どうすれば良いのでしょうか?そこで今回は、Tシャツプリントの基礎知識からオリジナルTシャツを作る際に失敗しないためのコツをご紹介しましょう。 【基礎知識】Tシャツプリントの種類 一口にTシャツプリントと言っても様々なプリント・加工方法があります。まずはプリントの種類を覚えておくと、理想に近いオリジナルTシャツが作れるでしょう。プリントの種類の中でも、特に活用されることが多いものをいくつかご紹介していきます。 シルクスクリーンプリント(シルクプリント) シルクスクリーンプリント(シルクプリント)は、Tシャツプリントの中でもよく利用されているプリント方法です。Tシャツのプリントはもちろん、その他、服に限らずポスターなど幅広く印刷に使われるプリント方法の中でも一般的と言われています。デザインに使われるひとつひとつの色に応じて版(Tシャツプリントをするための型)を製版していくため、3色のデザインをプリントするなら3版の製版が必要です。1色ずつインクを使い分けながら連続してプリントするため、一度にたくさんプリントできるという点が特徴と言えます。また、ラメ・グリッターや発泡、ひび割れなど、特殊なインクを使うことで他のプリント方法では難しい表現や技術を取り入れることができるのも、シルクスクリーンプリント(シルクプリント)を利用するメリットです。他にもこのようなメリットが挙げられます。 ・洗濯に強い ・摩擦に強い ・値段が安いので作りやすい ただし、シルクスクリーンプリント(シルクプリント)にはデメリットもあります。例えば、Tシャツの素材によってインク・版を流用することが難しいという点です。同じ素材ならインク・版を使い回すことができるため安価に仕上がりますが、素材が異なるものに印刷するとなるとまた新しく版を用意する必要があります。また、縫い目などの段差がある部分では綺麗にプリントされない可能性が高いため、基本的にはTシャツの平面のみのプリントとなります。こういった点に注意しなくてはなりませんが、それでも大量にオリジナルTシャツを作りたい、Tシャツの形よりもデザインにこだわりたいという方はシルクスクリーンプリント(シルクプリント)がおすすめです。 シルクスクリーンプリント(シルクプリント)の様々なインクや表現方法を簡単にご紹介しましょう。 ■ラバーインク ラバーインクは水性と油性の2種類があり、シルクスクリーンプリント(シルクプリント)の中でも一般的なインクです。Tシャツプリント用のラバーインクは生地に定着しやすく、濃い色の無地Tシャツにも発色良くプリントを行えます。 ■染み込みインク その名の通り生地に染み込むタイプのインクで、「顔料インク・顔料プリント」とも言われています。生地に染み込むタイプのインクなので濃い色のTシャツに染み込みインクを使用してもデザインがはっきりと見えなくなる恐れがあります。そのため、基本的には白Tシャツ(もしくは淡色生地のTシャツ)へのプリントに向いている方法です。また、デザインが細かいとにじんでしまい、柄がわかりにくくなる恐れがあります。 ■発泡インク 発泡インクは、特殊なインクの一つです。プリント後に熱を加えるとインクが膨らむようになっています。デザインをより立体的に見せたい場合におすすめの方法です。基本的にラバータイプで使用するインクを重ねてプリントすることでインクの色を濃く保つことができます。インクが膨らむと細かいデザインがつぶれて消えてしまうことがあったり、ラバーインクに比べ摩擦に弱いため膨らんだ部分を擦ってしまうと削れてしまったりしまいますので注意したいところです。 ■蛍光インク 蛍光インクは、普通のインクよりも彩度を上げ、より鮮やかな色味のインクを使ったプリントになります。ビビッドな色合いをオリジナルTシャツに取り入れたいという方におすすめの方法です。下地になる色を刷った上、もしくは通常よりも多く重ね刷りするため、一般的なラバープリントよりもややプリントが厚くなります。プリント代もやや割高になることが多いでしょう。こちらもデザインが細かいと潰れてしまう可能性があるインクです。注意してくださいね! ■ラメ ラバープリントの上からラメ粒子を混合させたバインダー(インク)をプリントする方法です。ラバーインクの色を邪魔せずにきらびやかなプリントを取り入れたい方におすすめの方法と言えます。ラメはプリントの表面に乗せるため、良い発色のプリントが行えなかったり、場合によってはラメが取れてしまったりすることもあります。 ■ひび割れ まるで古着のようにインクにわざとひび割れを発生させる方法です。乾燥させた後に表面が割れる特殊なインクを使用します。1枚1枚ひび割れの入り方が異なるため、同じデザインでも味わいが異なるでしょう。ただし、基本的にはひび割れが増えればその分インクも剥がれやすくなるため注意が必要です。デザインデータ上でひび割れ表現をしておくのもひとつの手です。データほどきれいな表現はできませんが、個体差も出にくく特殊なインクを使う必要もないためコストダウンにもつながります。 ■テクニカルグラデーション テクニカルグラデーションとは、1枚の版に1~3色のインクを乗せて刷ることで、境目がグラデーションのように混ざり変化する方法を指します。グラデーションは全て手刷りで作っていくため、細かな色合いは1枚1枚で異なります。素材によってはテクニカルグラデーションを採用できない場合があるので気を付けましょう。また、多くの業者では細かく色の混ざり具合やグラデーションの入り方などを指定することはできません。これは熟練の職人が経験とともに身につける印刷テクニックです。プリントブレインでもこのテクニックを身につけた職人がいますのでご相談に応じます! ■厚盛り 厚盛りは発泡と少し似ていますが、専用の特殊インクを使い厚めにプリントする方法です。立体的なデザインをTシャツに取り入れたい時は厚盛りがおすすめと言えます。ただし、他のプリント技術との併用が難しく、また1色だけでプリントすることになるため注意しましょう。 ■箔・フロッキープリント シルクスクリーンプリント(シルクプリント)で専用の「ホットメルト」と呼ばれる糊をプリントし、その部分に金箔・銀箔、ホログラム、フロッキーなどのシートを圧着させる方法です。1枚のTシャツに異なる素材を使い分けてプリントできるため、デザインにこだわりたい方にもおすすめです。通常のプリントよりも工程や素材が増えるため、価格が上がりやすいことと、シートを圧着させた部分は通気性・伸縮性が悪くなるため、ひび割れやシワが付きやすくなります。 ■カッティングシート Tシャツのプリントというとプリンターをイメージされる方も多いかと思いますが、プリンターは使用せず色付きのシートをカットして素材に圧着させるプリントを「シートカッティング」と言います。よくスポーツウェアに用いられている方法ですが、オリジナルTシャツにも活用できます。ラバータイプからマット、ラメ、発泡など、特殊なシートを使えば様々な柄のプリントも取り入れられます。...

【知らなかった】納期が業者によって違う理由

【知らなかった】納期が業者によって違う理由

短納期を実現できる=いい業者なの? 〇時までのご注文で当日出荷します!最短●日出荷!サイトで謳われる納期は年々短くなっています。各業者さん同士、納期競争とでも言いましょうか、早くお届けするのが正義!みたいな空気はありますね。納期が早かったり、スケジュールの融通が利くという触れ込みの、とある業者さんの場合は「当日にメーカーさんからTシャツの仕入れができる」「プリントするデザインが決まっていれば早くて当日プリントの作業に入れる」ことが生産背景として強みとなっています。これは、以前もお話しした自社工場を持っている業者さんで、受注~製版~プリント加工という作業を一貫して社内でできるから、という点につきます。遅くても翌日にはTシャツ仕入れ終わってプリントが終わってしまうというわけですね。こうした一貫した流れを持っていない業者さんはどうでしょう?自社工場をもっていないことで納期面で比較すると自社工場のある業者さんには劣るように見えます。 本当にそうでしょうか?いかにも「自社工場がないと短納期の要望に応えられない」かのように見えますが、長年この業界に身を置いている私の見解は違います!確かに一時期、自社工場を持っている業者が良い、という空気は業界内にありました。しかしながら、そういったところに対抗するべく、デザインや受注・制作手配をするだけの業者さん、プリント加工だけをする業者さんそれぞれが手を組み、高いクオリティで短納期に応えられる態勢を整えつつあります。 これは業界にとっても素晴らしいことで、自社工場があるから短納期に応えられるからといって胡坐をかかず、担当者ひとりひとり、職人ひとりひとりが常により良い仕上がりで、より早く商品を届ける工夫を凝らしているということなんですよ。 実体験として自社工場をもっている業者さんの担当者には相談事もそっちのけで、とにかく受注を急ぐ人が多い気がします(もちろんそれは自社の強みを理解し自信をもった上での強気な対応、とも考えられますが) 業者ごとの業務の流れによって納期が変わる ということで自社工場を持っているのと、自社工場を持っていないのとでは全く納期が違う!というのはあくまで宣伝文句、ということがご理解いただけるかと思います。宣伝文句、という視点から見てみましょう。 ~自社工場をもつ某サイトの場合~「自社工場がある我が社の場合、自社工場で見積もりから注文、さらに加工までを一貫して行っています!自社工場がない他社さんの場合は、受注したあとに提携の工場に指示をだし、Tシャツを仕入れ、提携工場へ投入してますから納期も時間がかかりますよ!」 えーっと、まあ、嘘はついていないけど、、、という感じですかね笑しなければならない作業(オリジナルTシャツのプリント制作にかかる様々な手配)の工数が多くなればなるほど、手間も時間もかかるのは事実です。加工だけをされている業者さんの場合は、いくつかの業者さんと提携していますから、注文をいくつも受けて作業するわけです。繁忙期になるとたくさんの注文が入るので工場のキャパもいっぱいになって納期がかかる原因になります。ちょっと待ってください!それは自社工場のあるところでも同じですからね!!!笑受注量が同じだったら工場のキャパの埋まり方も同じですし、提携工場を多数持っている業者さんだったらそれだけキャパは大きいはずです。下手をするとその自社工場よりも大きいキャパの可能性もありますよ? 本当にいいプリント業者とは? 自社工場というのは大きな強みであることは確かです。ただ、私としてはそれだけで業者を絞ってしまうことが怖い、ということがお伝えしたいのです。本当に腕のいい、Tシャツのプリントを愛してやまない職人さんもそういった自社工場のある業者さんに属しているわけではありません。後悔しないオリジナルTシャツづくり、それはいい担当者、いい職人に出会うことが一番です。 あなただけのオリジナルTシャツを作るわけですから、あなたの話を聞いてくれて、あなたの気持ちになって考えてくれる業者さんに出会いましょう。焦って売り文句につられないようにしてくださいね!

【知らなかった】納期が業者によって違う理由

短納期を実現できる=いい業者なの? 〇時までのご注文で当日出荷します!最短●日出荷!サイトで謳われる納期は年々短くなっています。各業者さん同士、納期競争とでも言いましょうか、早くお届けするのが正義!みたいな空気はありますね。納期が早かったり、スケジュールの融通が利くという触れ込みの、とある業者さんの場合は「当日にメーカーさんからTシャツの仕入れができる」「プリントするデザインが決まっていれば早くて当日プリントの作業に入れる」ことが生産背景として強みとなっています。これは、以前もお話しした自社工場を持っている業者さんで、受注~製版~プリント加工という作業を一貫して社内でできるから、という点につきます。遅くても翌日にはTシャツ仕入れ終わってプリントが終わってしまうというわけですね。こうした一貫した流れを持っていない業者さんはどうでしょう?自社工場をもっていないことで納期面で比較すると自社工場のある業者さんには劣るように見えます。 本当にそうでしょうか?いかにも「自社工場がないと短納期の要望に応えられない」かのように見えますが、長年この業界に身を置いている私の見解は違います!確かに一時期、自社工場を持っている業者が良い、という空気は業界内にありました。しかしながら、そういったところに対抗するべく、デザインや受注・制作手配をするだけの業者さん、プリント加工だけをする業者さんそれぞれが手を組み、高いクオリティで短納期に応えられる態勢を整えつつあります。 これは業界にとっても素晴らしいことで、自社工場があるから短納期に応えられるからといって胡坐をかかず、担当者ひとりひとり、職人ひとりひとりが常により良い仕上がりで、より早く商品を届ける工夫を凝らしているということなんですよ。 実体験として自社工場をもっている業者さんの担当者には相談事もそっちのけで、とにかく受注を急ぐ人が多い気がします(もちろんそれは自社の強みを理解し自信をもった上での強気な対応、とも考えられますが) 業者ごとの業務の流れによって納期が変わる ということで自社工場を持っているのと、自社工場を持っていないのとでは全く納期が違う!というのはあくまで宣伝文句、ということがご理解いただけるかと思います。宣伝文句、という視点から見てみましょう。 ~自社工場をもつ某サイトの場合~「自社工場がある我が社の場合、自社工場で見積もりから注文、さらに加工までを一貫して行っています!自社工場がない他社さんの場合は、受注したあとに提携の工場に指示をだし、Tシャツを仕入れ、提携工場へ投入してますから納期も時間がかかりますよ!」 えーっと、まあ、嘘はついていないけど、、、という感じですかね笑しなければならない作業(オリジナルTシャツのプリント制作にかかる様々な手配)の工数が多くなればなるほど、手間も時間もかかるのは事実です。加工だけをされている業者さんの場合は、いくつかの業者さんと提携していますから、注文をいくつも受けて作業するわけです。繁忙期になるとたくさんの注文が入るので工場のキャパもいっぱいになって納期がかかる原因になります。ちょっと待ってください!それは自社工場のあるところでも同じですからね!!!笑受注量が同じだったら工場のキャパの埋まり方も同じですし、提携工場を多数持っている業者さんだったらそれだけキャパは大きいはずです。下手をするとその自社工場よりも大きいキャパの可能性もありますよ? 本当にいいプリント業者とは? 自社工場というのは大きな強みであることは確かです。ただ、私としてはそれだけで業者を絞ってしまうことが怖い、ということがお伝えしたいのです。本当に腕のいい、Tシャツのプリントを愛してやまない職人さんもそういった自社工場のある業者さんに属しているわけではありません。後悔しないオリジナルTシャツづくり、それはいい担当者、いい職人に出会うことが一番です。 あなただけのオリジナルTシャツを作るわけですから、あなたの話を聞いてくれて、あなたの気持ちになって考えてくれる業者さんに出会いましょう。焦って売り文句につられないようにしてくださいね!

【究極の2択】オリジナルTシャツ、手作りする?業者に頼む?

【究極の2択】オリジナルTシャツ、手作りする?業者に頼む?

オリジナルTシャツを作るのにどんな方法があるのか? さて、オリジナルTシャツを作ろう!となったとき、皆さんはどんな方法を思いつきますか? Tシャツに直接描く! 専用の道具で自作する! プロの業者に依頼する! どれもオリジナルTシャツですよねぇ。実際のところ、自作と業者依頼のどちらがいいのでしょうか。私の長年の経験から解説していきたいと思います。自作するメリットは、ズバリ、費用がかからないことですね。 直接Tシャツに描いちゃう!派のアナタ もうアーティストです。情熱的な方、考えるより行動タイプの方におすすめです。絵の具でもマジックでも、思い思いの色や大きさで、制限なく創作意欲をぶつけることができます。オリジナルの中のオリジナル!真のオリジナルTシャツです。水彩絵具でしたら生地に染み込んだ感じになりますし、アクリル絵の具でしたら市販のTシャツのように生地に乗った感じになるはずです。100均グッズだけでそれっぽく仕上げることもできますよ。いつかこの方法はご紹介しますね。 専用の道具を使う!派のアナタ オリジナルTシャツをプリントすることができるキットも市販されてます。しかもかなり業務用に近いセットで…昔はこんなの売ってなかったですよ〜涙Tシャツさえ用意すれば、後は好きにプリントするだけで簡単にオリジナルTシャツを作ることができます。セットの中にプリント用の型(「版(はん)」といいます)も作れる道具が入っていたりするものもあるみたいです。一人でやればものすごいオリジナリティと達成感が得られます。仲間でワイワイやるとお揃いのTシャツということも相まって一体感が出ますね!サークルTシャツやイベントTシャツ、部活Tシャツなどでも大いに役に立つことでしょう。ただ、やはり素人が手作りするものですから、仕上がりがイマイチになることがあります。デザインがズレていたり、きれいに塗れなかったり、絵の具がすぐに落ちてしまったり… オリジナルTシャツ、簡単なように見えて実は意外と難しいんです(!)ということでオリジナルTシャツを作成するなら、 業者さんにお願いする ことも選択肢の一つですよ! もちろん業者さんにお願いするとその分の費用はかかりますが、手作りのときと仕上がりのクオリティが段違いです。これはやっぱり大きなメリットです。遠くから見ても市販品と同じ、非常に綺麗なプリントに仕上がりますし、自分が考えたデザインがイメージと大きくかけ離れることなくきれいなオリジナルTシャツになります。私がオリジナルTシャツ作りをはじめた頃とは違って、最近は格安で良質のTシャツプリントをしてくれる業者さんも増えました。下手に自作のオリジナルTシャツにこだわるよりも、労力的にも金銭的にもずっとお得になるケースが多くなっています。インターネットで検索すればたくさんのオリジナルTシャツ作成のサイトが出てきます。見積もりも無料で依頼できるところばかりですし、まずは見積もりだけでもきいてみてはどうでしょうか?

【究極の2択】オリジナルTシャツ、手作りする?業者に頼む?

オリジナルTシャツを作るのにどんな方法があるのか? さて、オリジナルTシャツを作ろう!となったとき、皆さんはどんな方法を思いつきますか? Tシャツに直接描く! 専用の道具で自作する! プロの業者に依頼する! どれもオリジナルTシャツですよねぇ。実際のところ、自作と業者依頼のどちらがいいのでしょうか。私の長年の経験から解説していきたいと思います。自作するメリットは、ズバリ、費用がかからないことですね。 直接Tシャツに描いちゃう!派のアナタ もうアーティストです。情熱的な方、考えるより行動タイプの方におすすめです。絵の具でもマジックでも、思い思いの色や大きさで、制限なく創作意欲をぶつけることができます。オリジナルの中のオリジナル!真のオリジナルTシャツです。水彩絵具でしたら生地に染み込んだ感じになりますし、アクリル絵の具でしたら市販のTシャツのように生地に乗った感じになるはずです。100均グッズだけでそれっぽく仕上げることもできますよ。いつかこの方法はご紹介しますね。 専用の道具を使う!派のアナタ オリジナルTシャツをプリントすることができるキットも市販されてます。しかもかなり業務用に近いセットで…昔はこんなの売ってなかったですよ〜涙Tシャツさえ用意すれば、後は好きにプリントするだけで簡単にオリジナルTシャツを作ることができます。セットの中にプリント用の型(「版(はん)」といいます)も作れる道具が入っていたりするものもあるみたいです。一人でやればものすごいオリジナリティと達成感が得られます。仲間でワイワイやるとお揃いのTシャツということも相まって一体感が出ますね!サークルTシャツやイベントTシャツ、部活Tシャツなどでも大いに役に立つことでしょう。ただ、やはり素人が手作りするものですから、仕上がりがイマイチになることがあります。デザインがズレていたり、きれいに塗れなかったり、絵の具がすぐに落ちてしまったり… オリジナルTシャツ、簡単なように見えて実は意外と難しいんです(!)ということでオリジナルTシャツを作成するなら、 業者さんにお願いする ことも選択肢の一つですよ! もちろん業者さんにお願いするとその分の費用はかかりますが、手作りのときと仕上がりのクオリティが段違いです。これはやっぱり大きなメリットです。遠くから見ても市販品と同じ、非常に綺麗なプリントに仕上がりますし、自分が考えたデザインがイメージと大きくかけ離れることなくきれいなオリジナルTシャツになります。私がオリジナルTシャツ作りをはじめた頃とは違って、最近は格安で良質のTシャツプリントをしてくれる業者さんも増えました。下手に自作のオリジナルTシャツにこだわるよりも、労力的にも金銭的にもずっとお得になるケースが多くなっています。インターネットで検索すればたくさんのオリジナルTシャツ作成のサイトが出てきます。見積もりも無料で依頼できるところばかりですし、まずは見積もりだけでもきいてみてはどうでしょうか?