【飲食業界 最前線!】制服・ユニフォームはオリジナルTシャツでつくれ!

飲食店でオリジナルTシャツを作るのが流行ってる?

最近、カフェやラーメン屋、居酒屋、移動ワゴン販売など、飲食店のユニフォーム・制服をオリジナルTシャツで作っているところをよく見ませんか?
黒のTシャツに白い文字をプリントしたラーメン屋のお揃いのオリジナルプリントTシャツ。カフェで落ち着いた色のTシャツのワンポイントをあしらったユニフォーム。カフェではポロシャツもありですね。他にも移動ワゴン販売やイベントの飲食店など、ビビットなカラーのTシャツで揃えているのも印象に残ります。

昔は飲食店のユニフォーム・制服というと、少しキッチリとしたもので人が変わっても受け継がれていくようなものも多かったですが、今は世間的にTシャツが認められていることや、何より安価で大量生産ができるという点でオリジナルTシャツをプリントして購入する店舗が増えています。

今回は、飲食店のユニフォーム・制服に焦点を絞って、オリジナルプリントTシャツの選び方、魅力を紹介したいと思います。

ラーメン屋×オリジナルTシャツ

ラーメン屋さんってオリジナルTシャツを着てるところ、多くないですか?
飲食店の中でも大衆的で気楽なイメージが強いですし、仕事の環境からもTシャツと相性が良いと思います。

ラーメン屋という営業形態で考えると、何と言っても「暑い」という特徴があります。ラーメンを茹でる調理場と飲食するスペースがすぐ近くにあるお店も多く、接客を中心に行うスタッフでも仕事をしていて暑いと思う人が多いのではないでしょうか?調理に携わるスタッフならダイレクトで熱気に当てられるのでその温度は相当なもののはずです。

その暑さから考えられるTシャツ選びのポイントとして「色」があります。
どうしても、暑いと汗をかいてしまいますが、飲食店なので「清潔感」がとても重要になってきます。薄い色のTシャツは汗をかくと色が変わったり、しわが寄ったり目立つ場合がありますので、まずはその点に注意が必要です。濃い色のTシャツでも、濡れた場所と乾いた場所の色の違いが大きく出るようなものは、汗染みとして清潔感を損なうことがあります。黒や紺のくらい色のTシャツで濡れた時に色の差が出ないものがおすすめです。

素材も綿100%だと汗染みがわかりやすいものも多いので、化学繊維が混ざったドライTシャツや、トライブレンド素材もいいですね。

ラーメン屋のユニフォームで使う場合のオリジナルTシャツは、この「暑さ」に焦点をしぼった、色・素材からTシャツを選ぶといいでしょう。

また、プリントのデザインは店舗のコンセプトによっても違いますが、シンプルでインパクトのあるものがおすすめです。お店の名前を大きくロゴプリントしてもいいですし、マークがあればアレンジしてプリントTシャツにしてもいいでしょう。人気店ならオリジナルTシャツの販売もできるかもしれません。また、前述の通り、それだけ汗をかく環境で劣化もありますし、人によっては一日に何枚も着替えたい人もいるので、なるべく安価に大量に作成して、一人に多くの枚数を渡してあげるのが良いと思います。

カフェ×オリジナルTシャツ

次にカフェでユニフォームや制服にオリジナルTシャツを使う場合は、何よりも清潔感と店舗のイメージが大切です。
キッチンで火を使うことはありますが、ラーメン屋のような熱気はないですし、キッチンと接客スペースがあまり近いことも少ないでしょう。逆に夏場は冷房にあてられることもあり、長袖のTシャツの方が良い場合もあります。

店のカラーにもよりますが、カフェオリジナルのプリントTシャツなら、落ち着いた色で厚手のものが良いのではないでしょうか?
スポーツを題材としたカフェならポリエステルの生地でスポーツのユニフォームっぽく作るのも手ですが、一般的なカフェであれば、綿を中心とした自然の素材感があるものが好まれると思います。

カフェの場合はTシャツだけではなく、パンツやエプロンなども組み合わせて一つのユニフォームになることが多いので、他のアイテムや店舗の雰囲気に馴染むことが一番です。
もちろん、飲食店ですので安価に枚数を多く発注して、予備を持っていた方が良いと思います。プリントのことを考えると、シルクスクリーンで版を作って、その版をもとに安く追加発注できるようなプリント業者がおすすめですよ。

移動販売×オリジナルTシャツ

最近ビジネス街の昼食時などに、移動販売のワゴン車が止まっているのをよく見かけます。軽食やお弁当など色々な商品が売っています。
このような屋外の移動販売の場合は、その日の天候に影響されるのが特徴です。暑い日もあれば、寒い日もあり、雨が降ることもありますね。

Tシャツの場合、寒いときは中に着込むということもできますが、それほど多く着ることはできませんし、着込むとなるとサイズ感も変わってきます。かと言って上に着てしまうとユニフォームの意味がなくなってしまいます。

その点から考えると、移動販売の飲食店の場合は、サイズや形を豊富に揃えられるようなTシャツがおすすめです。オリジナルのプリントTシャツを販売する店舗でも、サイズが豊富なものとそうでないものとがあるはずです。同じ色・素材・デザインで半袖と長袖を作れるようなものであれば、その日の天候によって、暑いときは半袖、寒いときは長袖、もっと寒いときはサイズ大きめのTシャツで中に着込むということもできます。

また、店舗のイメージによっても変わりますが、少し派手で色で人目を惹くようなものも人気があります。店舗を構えているわけではない分、「興味を引く」「印象に残る」という点も気にしたいですね。

イベントの出店×オリジナルTシャツ

地域のお祭りや、サークルや学校の行事などイベントで飲食店をやる場合などもプリントTシャツが人気です。

イベントでの出店は、1回、もしくは数日間の使用になるので、なかなか本格的な制服をつくるというわけにはいきません。なので、オリジナルプリントTシャツが相性がいいんです。

イベントの出店に使うオリジナルプリントTシャツは、屋内のイベントなのか、屋外のイベントなのか、その気温によって考え方が変わってきます。
Tシャツはあまり防寒性に優れているわけではないので、秋冬の屋外でのイベントの場合は、半袖でいいのか、長袖がいいのか、中に着込むのか、その点からTシャツの形やサイズを想定してください。また、屋内の場合でも、夏は冷房が効いていると冷えるので注意しましょう。

春夏の屋外や、屋内での使用の場合、暑い場合には、汗をかくことを考えたTシャツ選びが必要です。「飲食店」の場合は、あまり汗をかいているのがよくわかる素材は清潔感をそこなってしまうので、その点は気にしたいですね。

秋冬になってくるとオリジナルパーカーやオリジナルブルゾンも活躍します。プリントTシャツに限らずプリントするアイテムを変える、というのもポイントです。

イベントの出店でのオリジナルTシャツの場合は、ずっと使っていくものではないので、発注する枚数の考え方が店舗のユニフォームとは変わってきます。一人一枚としてそれぞれに合ったサイズ、それと予備の枚数をまずは考えてから、その枚数で発注した場合の金額を予算と照らし合わせることが必要です。

イベントでの発注となると、やはり目立つ色、インパクトのあるデザインでプリントを注文する人が多いです。人目を惹いて印象に残る、イベントが終わっても自分自身の想い出に残るようなオリジナルTシャツ作成をしたいですね。

飲食店でのオリジナルTシャツまとめ

飲食店でのオリジナルTシャツの場合の大きなポイントは「清潔感」です。食事を扱うという特性上、この清潔感が必須条件になってきます。
そして、その清潔感を保つのに考えておきたいポイントは「汗」です。スポーツをする場合の汗は悪いものではないのですが、飲食店において、この汗は清潔感を損なう恐れがあります。汗をかくことをやめることはできないので、目立たない工夫をすることが必要です。

Tシャツの場合は、温度調整が難しいというのもポイントです。飲食店は取り扱う内容によって、この温度が変わることがあるので、実際に着て仕事をする状態の温度を想定して作りましょう。
プリントのデザインサイズによって、インクが乗る部分の通気性が損なわれるため、暑さに影響することもあります。
こういった細やかなことに気づけるかどうか、難しいところではありますが、そこはTシャツプリントを依頼する業者さんに相談して

また、1回限りのイベントではなく、恒久的なユニフォーム・制服とする場合は、なるべく枚数を多く作ってスタッフ一人当たりの枚数を増やしてあげることがおすすめです。エプロンをする場合もありますが、やはり飲食に関わる以上汚れることも多くあるので、この点にも注意したいですね。

最後に、ユニフォーム・制服というのは、お店の一つの顔になります。コンセプトや雰囲気によって、ナチュラルな綿素材やスポーツっぽいポリエステルなど、お店のイメージの一つとしてオリジナルTシャツを作ってみましょう。細かいところは、お見積りと一緒に、Tシャツ作成のショップに問い合わせてみるといいですよ。