【初心者のための】プリント方法入門

オリジナルTシャツのデザイン、プリントをする際に何よりも一番大事な項目といえば、
プリントの種類の選択
ですよね。

プリントTシャツの仕上がりは、プリントの種類によって大きく変わります。それぞれのプリント方法にはそれぞれのメリット、デメリットがあります。でもオリジナルTシャツのデザイン、プリントを初めてお考えの方でしたら、どのプリント方法が自分が作ろうと思っているTシャツに向いているのか検討もつきませんよね!

今回はTシャツのプリント方法で人気の

  • シルクスクリーンプリント(シルク印刷)
  • インクジェットプリント(DTG、ダイレクト印刷)
  • 昇華プリント(昇華転写、全面プリント)

に焦点を当てて、その違いを初めての方にもわかりやすくご紹介します。
オリジナルTシャツのプリントもこれで基礎はバッチリ押さえられると思います。

シルクスクリーンプリント(シルク印刷)とは?

シルクスクリーンプリント(シルク印刷)は、デザイン部分を型抜きした特殊なフィルムを枠取りした「版」にインクを乗せ、それをTシャツの生地に押し付けてプリントをする方法です。
捺染(なっせん)
とも呼ばれます。

国内やアジア方面でシルクスクリーンプリントをする場合、基本的に全て手作業でプリントがされます。1つ1つ微妙に風合いが異なることもあり、それが面白いところです。
アメリカやヨーロッパではこれをオートメーションで行う機械を導入しているところもあります。

版は1つのデザイン(1つの色)につき、それぞれ一枚の製版が必要になります。
「たくさん版が必要になるからお金もかかるんじゃないの?」
なんて思ったアナタ!
一定数量の注文をする際には絶大なコストパフォーマンスを発揮するのがこのシルクスクリーンプリントなんです!1枚あたりの版代は知れたものですし、何よりプリント単価が安い!

お店に売られているプリントTシャツのほとんどがこのシルクスクリーンプリントで加工されたものですね。

インクジェットプリント(DTG)とは?

インクジェットプリント(DTG)は名前の通り、インクジェットプリンターを使用し、Tシャツの生地に直接インクを吹き付けてプリントをするプリント方法です。ご自宅にあるパソコンのプリンター、あれのでっかいバージョン、とお考えいただくとわかりやすいかもしれません。

インクジェットプリントのメリットは、データ再現力の高さです。
細かく書き込んだイラスト、フルカラーの写真やデザインをお考えの場合は検討の価値があるでしょう。

また、版を作る必要がないことから小枚数での制作をする場合にはコストも抑えられるかも知れません。ただ、1枚あたりのプリント代はまだまだ高く、一概にインクジェットプリントが安い!とは言い切れないのが実情です。
デザイン内容、制作内容次第では、シルクスクリーンプリントの方が安く済むケースもあります。

プリントブレインでは徹底したコストカットを行い、通常のTシャツプリント/オリジナルTシャツ業者さんのなかでもかなり安価な料金設定をしております。ぜひ一度ご検討ください。

昇華プリント(昇華転写)とは?

昇華プリント(昇華転写プリント)は特殊なシートに、まずデザインを印刷し、熱を加えてプリントされたデザインを生地に転写させるプリント方法です。

インクジェットプリントと何が違うか、という話なんですが、昇華転写プリントはポリエステル素材にしかできません(近年、綿素材への昇華転写シートも出てきてはいますが、一般的ではありません)。

また、インクジェットプリントが生地の上にインクが乗っている状態なのに比べ、このプリント手法を利用した場合、熱で生地に染み込ませているので、インクの色落ちがしづらく、もちろん剥がれもないのでTシャツを着古してもデザインが薄くなったり剥がれ落ちたりしづらいのが大きなメリットです。

今回はプリント方法の種類をご紹介しました。

こちらではプリント方法を選ぶポイントをご紹介していますので合わせて参考にしてくださいね。

プリントブレインでは

プリントブレインはシルクスクリーンプリントを得意としていますが、もちろんインクジェットプリントや昇華転写、刺しゅうなどの加工も可能です。インクジェットプリントについては国内最安値級となっています!

ご希望の仕上がりとご予算でどの加工方法が適しているか、お客様視点でご提案さしあげます。

お気軽にお問い合わせくださいね!