【完全版】高品質&激安なオリジナルTシャツを作るコツ

皆さんは、オリジナルTシャツやオリジナルパーカー、ポロシャツを作りたいと考えた時、どうやって作るかご存知でしょうか?
自分だけのオリジナルTシャツを作るとなると、

  • 「かなり費用がかかってしまうのではないか
  • 「品質があまり良くないTシャツになってしまうのではないか」

と不安を感じる人もいるはずです。

しかし実際は、高品質でなおかつ激安なオリジナルTシャツを作ることができます!

今回は、高品質で激安なオリジナルTシャツを作る方法や作る時のコツ、オリジナルTシャツ業者を選ぶ際のポイントなどについてご紹介しましょう。
これからオリジナルTシャツやオリジナルパーカー、オリジナルポロシャツを作ろうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。

Tシャツを自分で作成することはできる?

オリジナルTシャツは道具さえ準備すれば自分でも作れてしまいます。
そこでまずはオリジナルTシャツを自作する方法からご紹介していきましょう。

■シルクスクリーンの作り方

シルクスクリーンとは、Tシャツ以外にも他の衣類やリモコンのボタンにも活用されているプリント方法です。
元々はシルク=絹ですね、を印刷用の型(版)に使っていたことから「シルクスクリーン」という名が付きました。今では高価なシルク(絹)ではなく、化学繊維を用いたメッシュ状の素材を使ってプリント版を作っています。

シルクスクリーンプリントのメリットは、版を作ってしまえば同じデザインのTシャツを複数枚プリントできるという点です。
1つの版を作るのに手間はかかってしまうものの、それさえ出来てしまえば10枚、100枚でも全く同じプリントのオリジナルTシャツが作れます。
また、シルクスクリーンで使用するインクは基本的に耐久性が優れており、洗濯で色落ちする可能性が低いです。
このような点から、オリジナルTシャツ作成に適したプリント方法と言えるでしょう。

【シルクスクリーンプリントでTシャツを作成してみよう】

作成するために必要なものは、以下の通りです。

  • メッシュ素材の生地(60~80)
  • シルクスクリーン用のインク
  • 塩化ビニル製のシート
  • フレーム(コルクボード・刺繍枠などでも代用できます)
  • カッター
  • スキージや木べら

*塩化ビニル製のシートは裏面がシールになっていて固定できるものが望ましいです。
ホームセンターに売られていることも多いので探してみましょう。

  1. Tシャツに印刷したいデザインを、まずは紙に印刷します。
  2. 印刷したらイラストをシートの裏に置き、上からフレームを置きます。
  3. 色を入れたい部分に合わせてカッターで切り抜いていきます。
  4. フレームにメッシュを貼り、剥離紙を剥がしたシートをメッシュに貼ります。

ここまででシルクスクリーン版の完成です。
あとはプリントしたいTシャツに版を置き、インクを乗せていきましょう。
インクを乗せる前にTシャツの中に段ボールや木の板などを挟んでおくと、裏移りもせず、きれいにインクが乗るので安心です。
インクを乾かす時はドライヤーなどを使うと早く乾燥させられるので、ぜひ試してみましょう。

プリントブレインでこのシルクスクリーン版を作る場合、版代がかかります。
1つのデザインで色を2色や3色使用した場合、「版」もその色数ぶん必要となります。
また、プリントするデザイン大きさによっても、 価格が変動します。
詳しくは、料金表をご覧ください。

■アイロンプリントの作り方

アイロンプリントは転写紙という専用の用紙を使ってデザインをTシャツにプリントさせる方法を指します。
その名の通り、アイロンの熱を使ってTシャツにデザインを移すため、自宅でも簡単に作れてしまいます。
デザインさえ決まっていれば数時間で作れるでしょう。
ただし、シルクスクリーンプリントに比べて耐久性が低いという欠点があります。
シルクスクリーンプリントは洗濯や摩擦にも強いのですが、アイロンプリントは何度か洗濯すると剥がれる可能性があるのです。
近年は耐久性を向上させた用紙も登場しているようですが、一般的にシルクスクリーンプリントに比べるとやはり耐久度は低くなっています。
なるべく安い値段で作成したい、手間を掛けたくない、(それほど汚れないので)洗濯の頻度が少ないというものに活用すると良いでしょう。

【アイロンプリントでTシャツを作成してみよう】

シルクスクリーンプリントに比べて準備しておく道具は少ないです。

  • ・Tシャツにプリントしたいデータ
  • ・専用の転写紙
  • ・プリンタ
  • ・アイロン
  • ・Tシャツ

アイロンは自宅にあるもので十分ですし、プリンタも印刷の設定で「Tシャツ転写紙」と設定できるものであれば既に買ってあるもので構いません。

①Tシャツに印刷したいデザインを用意します。
②画像データを転写紙へ印刷していきます。
印刷時に自動で反転してくれるので、わざわざ画像データを反転させる必要がありません。
③印刷した転写紙を、余白(約5mm)を残しながらデザインの形に合わせてカットしていきます。
④Tシャツにデザインを置き、アイロンをかけていきます。
この時、デザインが入っていない方を表にしてアイロンをかけていきましょう。
⑤アイロンをしっかりかけ終わったら5分程度冷まし、シートの部分をゆっくりと剥がして完成です。

■プリンタで直接Tシャツに印刷する

アイロンプリントだと一旦デザインを転写紙に移してからTシャツに貼り付けるのですが、実は高機能なプリンタの中には直接Tシャツに印刷できるものもあります。
転写紙に移してアイロンをかけるのも面倒という方は、プリンタを使ってTシャツに直接印刷してしまいましょう。
高機能なプリンタは値段も10万円以上してしまうので、できるだけ安い値段に抑えたいという方にはあまり向いていません。

■手描きで直接Tシャツにデザインを描く

シルクスクリーンプリントやアイロンプリント以外に安くオリジナルTシャツを作成する方法としては、手描きで直接Tシャツにデザインを描いてしまうことも挙げられます。
紙やキャンバスなどに絵を描くと同じような感覚で、無地のTシャツにデザインを描いていくのです。
最もシンプルな方法なので、手軽に試しやすいでしょう。
ただし、手描きデザインのオリジナルTシャツを作成する場合は、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。

・Tシャツの生地
1つ目の注意点は、Tシャツの生地です。
最近多く販売されている吸水・速乾タイプの生地だと絵の具を早く吸い込んでしまうため、細やかなデザインが滲む可能性があります。
手描きデザインのオリジナルTシャツを作るのであれば、吸水・速乾機能が付いていないTシャツを選ぶようにしましょう。

・使用する絵の具
手描きデザインのオリジナルTシャツを作る際には絵の具を使用します。
紙やキャンバスなどに絵を描く時に使う水彩絵の具は、滲みや色落ちの原因になってしまうため、使わないようにしましょう。
布用の絵の具は耐久性が高いので、何度か洗濯しても色落ちしにくいという特徴があります。
布用の絵の具を購入できなかったけど手描きデザインのオリジナルTシャツを作りたいという場合は、アクリルガッシュの使用もおすすめです。
アクリルガッシュは、布用の絵の具よりもざらつきや厚みが出やすいですが、耐久性は比較的優れています。

手描きデザインのオリジナルTシャツは、シルクスクリーンプリントやアイロンプリントと比べてみると絵の制作技術が求められます。
そのため、思ったような1枚ができない可能性もあります。
しかし、他にはない完全にオリジナルなTシャツを作れるため、挑戦してみても良いでしょう。
用意するものも絵の具や筆など絵を描く時と同じようなものだけなので、準備の手間はかかりません。

オリジナルTシャツは主に上記4つの方法で自作できます。
4つの中で特に時間とお金を掛けずにできるのはアイロンプリントです。
しかし、耐久性が低いなどの弱点もあるので、長く着用したいものを作りたい時はシルクスクリーンプリントで作成してみましょう。

できるだけ安く作るために知っておきたいポイント

オリジナルTシャツは自作することもできますが、もちろんプリントブレインのような業者さんに依頼して作ってもらうこともできます。
しかし、「業者に依頼すると値段が高くなってしまうのではないか?」と心配になる人もいるでしょう。
続いては、できるだけ安い値段でオリジナルTシャツを作るために、知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。

■Tシャツプリントを業者に依頼した場合の料金

Tシャツプリントを業者に依頼した場合の料金には、

  • Tシャツ自体の料金
  • 印刷代
  • 製版代
  • 配送代

が含まれます。
Tシャツプリントを行っている業者さんのホームページには、「500円からオリジナルTシャツが作れる!」と謳っているケースもありますが、これは正直な話、Tシャツ自体の料金が500円だということが多いです。
印刷代や製版代、配送代を全て含めると2,000円以上になるケースが多く、初めて業者に依頼する人はお見積りをみてビックリされる方も多いと思います。
初めてTシャツプリントを業者に依頼する際には、合計でいくらになるのかしっかりと把握しておく必要があります。

・Tシャツ自体の料金
無地のTシャツの本体価格です。
Tシャツも様々なメーカーがあるため、どんなTシャツを取り扱っているかもチェックしておきましょう。価格が安いとすぐによれよれになってしまう可能性があるため、あまり安いものはお勧めしません。(用途によって使い分けるのが大事です)
価格の安さだけで選んでしまうと、せっかくのオリジナルTシャツの寿命を縮めてしまうことになりかねません。

・印刷代
印刷代は、業者によって印刷方法が異なるため違ってきます。
多くの業者ではフルカラー印刷(インクジェット印刷、転写印刷)もしくは単色印刷(シルク印刷)を採用しています。
デザインによっても印刷代は変わりますが、1枚だけ作る場合はおそらくインクジェット印刷が最も安くなるでしょう。
印刷だけではなく刺繍、という手もありますが、その場合はさらに費用がかかってしまう可能性もあります。

・製版代
オリジナルTシャツでシルクスクリーン印刷をする場合は、印刷代とは別に製版代が必要になります。
そのため、インクジェット印刷よりも費用が掛かるケースもあります。

・配送代
配送代は、3,000円以上の購入で無料になるなどのサービスを行っている業者もあります。
しかし、オリジナルTシャツ1枚だけでは配送代が無料になることはほぼないので、購入までにしっかりと確認しておいてください。

■安い値段でオリジナルTシャツを作るには?

業者に依頼をする際に、いくつかのポイントを押さえておくと、安くオリジナルTシャツが作れます。
どのようなポイントを押さえておくべきなのか見ていきましょう。

・印刷の色をできるだけ少なくする
印刷時に使用する色が多くなるとその分費用がかかってしまいます。
できるだけ安くオリジナルTシャツを作りたいのであれば、印刷の色をできるだけ少なくしてみると良いでしょう。

・印刷面積をできるだけ小さくする
オリジナルTシャツは、デザインの面積によっても料金が変わります。
胸元のワンポイント印刷、フロントの大きい印刷、Tシャツ全体の印刷などによって料金設定も異なるため、注文する前に依頼する業者の料金形態を確認しておきましょう。
基本的に、胸元のワンポイント印刷は料金が安くなるため、面積が小さい胸元のデザインを考えてみるのもおすすめです。

・襟や裾の印刷は高くなりがち
襟や裾は他の部分の印刷よりも難しいため、高くなる場合があります。
襟や裾にもデザインを入れたい場合は、どのくらい高くなるか事前に確認しておきましょう。

・作る枚数が多いほど安くなる
オリジナルTシャツに限ったことではありませんが、数が多くなればなるほど料金は安くなります。
1枚だけではなく、何枚かまとめて注文すれば費用を抑えてオリジナルTシャツを制作できるのです。

・Tシャツのカラーのよっても料金が変わる
Tシャツ自体の色が、白など単色であれば安くなることが多くなっています。
安く抑えたいのであれば、業者が基本色として出している色を選ぶようにしましょう。

・子ども用でも安くなるわけではない
子ども用であれば安くなると思うかもしれませんが、料金は変わりません。
なぜかというと、印刷代は一つひとつの工程にかかる費用をベースにした料金を設定しているからです。
そのため、場合によっては大人用のオリジナルTシャツよりも高くなってしまう可能性もあります。
子ども用のオリジナルTシャツを作る場合でも、大人用と同じように安く仕上げるポイントを踏まえて作ると安い値段に抑えられます。

自分だけのオリジナルTシャツを作るのであれば、できるだけ制限をかけずに作りたいものです。
しかし、希望を全て盛り込んでしまうとかなり値段が高くなってしまう可能性があります。
妥協できるポイントを決めておくことも、できるだけ安くオリジナルTシャツを作るためには重要なポイントだと言えるでしょう。
オリジナルTシャツは、既製品にない魅力が詰まっています。
しかし、作り方によってはかなり高くなってしまう可能性もあるため、上記で紹介した方法を参考に作ってみてください。

値段は高くても品質にこだわりたい場合は?

オリジナルTシャツやオリジナルパーカー、オリジナルポロシャツを作成する際に、安く販売している業者に依頼したいと考える人もいますが、「値段が高くなってもいいから品質にこだわりたい」という人もいるでしょう。
値段が高くなっても品質にこだわったオリジナルTシャツやオリジナルパーカー、オリジナルポロシャツを作りたい場合に押さえておきたいポイントもご紹介します。

■プリント方法をしっかりと選定する

オリジナルTシャツやオリジナルパーカー、オリジナルポロシャツの高級感を出すためには、プリント方法が重要になります。
シルクスクリーンプリントインクジェットプリント、デジタルコピー転写プリント、カッティングプリントという4つの方法が一般的ですが、この中でもシルクスクリーンプリントが最も高級感が出る方法です。
シルクスクリーンプリントは、先ほどもご紹介したようにデザイン部分をくり抜いたメッシュ状の版の上にインクを垂らすことで、版画のようにデザインをプリントしていくという方法です。直接インクが生地に乗りますので発色が非常に綺麗です。
量販店などで販売されているTシャツやパーカー、ポロシャツなどのクオリティに近い出来栄えにしたいのであれば、シルクスクリーンプリントを選ぶようにしましょう。
シルクスクリーンプリントには、必ず版が必要です。
版にかかるコストが全体で占める割合も多く、割高に感じてしまうかもしれません。
1枚だけの制作となると1万円を超えるプリント料金になることもあり、場合によってはインクジェットプリントと比較しながらご検討いただくのがいいと思います。もちろん、大量発注であれば1枚あたりの値段は下がりますのでシルクスクリーンプリントがおすすめです。
1枚発注だとどうしても値段は高くなってしまいますが、高品質なプリントであることは間違いないので、もし品質や仕上がりにこだわりたいのであればシルクスクリーンプリントがおすすめです。

■生地にもこだわると高級感が出る

オリジナルTシャツやオリジナルパーカー、オリジナルポロシャツの生地にこだわることも、高品質なオリジナルプリントのアイテムづくりには欠かせないポイントになります。
オリジナルTシャツを制作する際に押さえておきたい生地選びのポイントについてもご紹介していきましょう。

・綿100%かどうか
Tシャツには様々な生地のものがありますが、人気が最も高いのは綿素材のTシャツです。
綿100%のTシャツは、触り心地や着心地が良いため、身に付けたいと思う人が多くいます。
生地だけではなく、使用している糸も重要となります。
高級感のあるオリジナルTシャツを制作したいのであれば、コーマ糸がおすすめです。
コーマ糸とは、加工処理の際に短い繊維を取り除いているため、長い繊維が平行に揃っています。
高級綿糸としても知名度が高いです。
光沢も美しく、丈夫という特性があるため機能面にも優れています。

・そのTシャツならではの価値があるかどうか
オリジナルTシャツを制作しようと考えた時に、オリジナルの価値を持たせたいという人も少なくありません。
その中でも、タイダイTシャツが最も分かりやすい例だと言えるでしょう。
ここ最近、オリジナルTシャツプリント業界では、タイダイ染めのTシャツにプリントをしたいという要望が多くなっています。
しかし、タイダイTシャツは海外商品であるケースが多く、在庫も多くありません。
そのため、在庫がない場合は断られてしまう可能性があることも覚えておきましょう。
そんな希少価値が高いタイダイTシャツにプリントすれば、高級感もかなり高まります。
値段は高くても品質にこだわりたいと考えているのであれば非常におすすめです。
ブランド物のTシャツにオリジナルプリントをするというのも希少価値を高め、高級感を上げられます。

■oz(オンス)の値を確認する

オリジナルTシャツプリントを行っている業者のホームページを見てみると、oz(オンス)という表記を目にします。
ozは重さを意味する単位で、1ozはおよそ28.35gとなっています。
しかし、Tシャツの重さを1枚1枚計算するのは時間がかかってしまうため、生地の厚さだと考えてもらっても問題はありません。
目安は以下の通りです。

・4oz未満
4oz未満のTシャツは、とても薄いTシャツとなっています。

・5~7oz
5~7ozのTシャツは、適度な厚みを持つTシャツです。

・7oz以上
7oz以上のTシャツは、肉厚で着心地も良いTシャツだと言えます。

高級感のあるオリジナルTシャツを作りたいのであれば、7oz以上のTシャツを選ぶようにしましょう。

■より高級感のあるオリジナルTシャツを作りたいなら刺繍もおすすめ

オリジナルTシャツを制作する際に、オリジナル刺繍を施すとより高級感のあるオリジナルTシャツが作れます。
オリジナル刺繍は、シンプルなデザインでも高級感が出るのでとてもおすすめです。
プリントよりも制作の手間や時間がかかってしまうため、値段は高くなりやすいですが、簡単なデザインであれば比較的安い値段で作れる場合もあります。

・サテン縫い
サテン縫いは、ネーム刺繍などに用いられることが多い方法です。
刺繍と聞いて多くの人が思い浮かべる方法でもあります。
サテン縫いの場合は、糸が平行に並ぶことで綺麗な仕上がりに見えるため、刺繍用のミシンで丁寧に仕上げていきます。
ワンポイントデザインを入れたいのであれば、サテン縫いを採用してみると良いでしょう。

・タタミ縫い
タタミ縫いは、畳の目と同じように細かく縫っていく方法です。
縫い幅が広めだったり、立体感のある刺繍に仕上げたりしたい時の土台に使われることが多くなっています。
サテン縫いよりも強度があるというメリットもあります。
タタミ縫いは大きなイラストを刺繍したい時に取り入れると、非常に綺麗な仕上がりになるのでおすすめです。

・ステッチ縫い
ステッチ縫いは、点線でデザインを表現する刺繍方法です。
1mm以下の小さいデザインを作成したり、文字を刺繍で作成したりする時に使われることが多いです。

値段は高くても品質にこだわったTシャツを作成したいのであれば、ぜひ刺繍を採用してみてください。
プリントでもシルクスクリーンを選べば高級感のある仕上がりになりますが、刺繍はより品質の高い仕上がりになります。
ただし、生地によっては引っ張られて縮小してしまう可能性があるため、気を付けなければいけません。
特に、薄手のポリエステル100%のTシャツはとても柔らかく、引っ張られて刺繍の周りにシワができる可能性があります。
しかし、シワができにくくなるシワ防止用の下地を使用すれば、シワが軽減できます。

オリジナルTシャツ業者を選ぶ時のポイント

オリジナルTシャツやパーカー、ポロシャツを自作することもできますが、業者に依頼するというケースの方が多いです。
最後に、オリジナルTシャツのプリント業者を選ぶ時に押さえておきたいポイントをご紹介していきます。

■オリジナルTシャツプリント業者のホームページを確認する

オリジナルTシャツプリント業者の数はとても多いため、まずは業者のホームページを確認して見比べる必要があります。
多くの人が利用している業者というだけで選んでしまうと、自分自身が望んでいるオリジナルTシャツを作れない可能性もあります
なぜなら、それぞれの業者に独自の強みやコンセプトがあるからです。
素材にこだわっている業者やスピードに特化した業者、安い料金をウリにしている業者、高品質なプリントや刺繍に力を入れている業者など様々です。
予算を抑えたい人には安い料金をウリにしている業者がおすすめですし、値段は高くても品質にこだわりたいという人には高品質なプリントや刺繍に力を入れている業者がおすすめだと言えるでしょう。

■業者選びで妥協してはいけない

業者選びは、満足度が高いオリジナルTシャツ作成に欠かせません。
業者の中にはプロのデザイナーが在籍しているケースもあるため、クオリティを追求したいのであれば絶対に妥協してはいけないのです。
料金だけを比較して安い業者で妥協してしまうと、サービスに不満を感じてしまう可能性もあります。
料金だけではなく、ネット上に掲載されている評判やどのようなオーダーに対応しているのかなどをきちんと調べ、納得できる業者に依頼するようにしましょう。

■1枚から制作してくれる業者もある

Tシャツは、衣料品を取り扱っている量販店に行けばすぐに購入することができます。
しかし、数ある商品の中から自分自身が理想とするデザインや質感、サイズに合う1枚はなかなか見つからないものです。
オリジナルプリントTシャツ作成業者への依頼は、何十枚単位でなければ制作できないと思っている人はいるかもしれませんが、最近では1枚から制作してくれる業者も増えています。
生地なども好みで選ぶことができ、仕上がりのイメージをデータで送ってくれるサービスを行っている業者もあります。
値段もプリントの方法によってはリーズナブルなので、既製品を購入する感覚で注文できるでしょう。
業者ごとに依頼できる内容が異なるため、どのようなオリジナルTシャツを作りたいか、1枚だけ作るのか何枚も作るのかなどの条件に合う業者を探してみてください。

オリジナルTシャツやパーカー、ポロシャツは、値段が高いというイメージを持つ人が多いでしょう。
確かにこだわりの1枚を作ろうとするとかなり値段はかかってしまいますが、必要なポイントを押さえておけば安い値段で作ることも可能です。
高品質で激安なオリジナルTシャツを作りたいのであれば、ぜひ今回紹介したポイントを考慮して作成してみてください。
値段は高くても品質にこだわりたいのであれば、プリント方法や生地にも目を向けてみましょう。